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何かピアノのものがほしいなと思って聴いてみた。
ちょっとこもった音のピアノ。 高音は、私の実家のピアノのような、娘が二人出て行ってしまって長く、調律しないままの あまり響かないおもちゃっぽい音。 その音を絶妙に弾きこなしていて、誰かのレビューに墨絵のようなモノトーンのアルバム、とあったけれど、ほんとにそんなかんじ。 ピアノの音にこんなに濃淡があったんだと思わせられる。 サティの無機質さと、ジャズのクールな感じと、クラシカルなテクニックもあり、 これはかなりおつきあいが長くなりそう。雨の日に聴くといいと思うけれど、 買ってから雨は降らず。 晴れた午後も、真夜中も、いつ聴いてもいい。 Solo PianoGonzales / No Format ISBN : B0002UY7X4 スコア選択: ※※※※※ ![]() 東福寺へ行った。紅葉情報では見頃とあったけれど、まだまだ緑多し。 通天橋という、東福寺の中での最も有名な場所(紅葉の上に浮かんでいるかのような感覚を味わえるという渡り廊下)の入場チケットを買ったけれど、あまりにも人が多すぎて渡る気にならず。方丈庭園に入ると通天橋よりはずっと人が少なく、竜安寺の石庭より良い感じだった。市松模様の苔や枯山水の描き方など、とてもモダン。苔っていいなあ。 やっぱり究極の贅沢は苔が美しく敷かれた日本庭園のある家かも。 それから京都をぶらぶらして、アスタルテ書房で谷崎潤一郎の『刺青』の初版復刻版とマルグリッド・デュラスの『タルキニアの子馬』を買う。『刺青』は完全に観賞用。『タルキニアの子馬』は読んだことがないので楽しみだ。 それから『TAKESHI'S』を観る。 1位=ソナチネ 2位=キッズ・リターン 3位=TAKESHI'Sかな。 今までの、他と比較しようがない独自のたけし色、とは少し違っていて、フェリーニの『甘い生活』と『インテルビスタ』、ゴダールの『気狂いピエロ』、あとブニュエルの『自由の幻想』が入り交じったような、ちょっと不思議な感じ。カーニバル的なところが、今回の映画の個性に感じた。美輪明宏、ヤクザ、デブ、大衆演劇の女形といった面々が今の日本でのカーニバルの構成員なのかと思ったり。 夜の闇に浮かび上がる死屍累々のレディース達の間をタクシーが蛇行するシーンが良かった。ちょっと銃撃シーンが多すぎる気がした。 それほど「ザ・前衛」という印象は受けなかったが、映画が終わって席を立つとき、おそらくは「座頭市」のイメージで見に来たのであろう中年カップルが「若い人にはおもしろいのかしれないけど、全くわからん」と言っているのが聞こえたところからすると、やっぱり難解の部類に入るのかな。
暦の上では11月8日から立冬なのだという。
でも、わたしとしては本日が立冬。 なぜなら、便座シートの暖房スイッチをオンにしたから。
生活実感の確認という感じだったけれど、自分が所属していないクラスタの価値観や生活ぶりが具体的で細かいので読み応えがあって面白かった。
また一応客観的に各クラスタを描写しているのだが、どれに対しても著者のマーケッターとしての悪意が込められていて、それも楽しめる。 なんとなくアメリカのネオコンと日本の右翼的な人って似ているなと思っていたのだが、 (スーパーエリートと貧困層の両極が支持者という意味で) それのしくみをちゃんと解説してくれた本。 下流社会 新たな階層集団の出現三浦 展 / 光文社 ISBN : 4334033210 スコア選択: ※※※
愛用している化粧水は、フランソワ・モリスの敏感肌用。これはオレンジフラワー水がベースになっている。先日エッセンシャル・オイルを買ったとき(±0の加湿器で使いたいので)、ついでに、オレンジフラワー水を買ってみた。
すごい。手にとって顔にぱしゃぱしゃしたのだが、 ほぼ瞬間的に肌がうるおう、まではいいとして、ピンと張りました。 そして手のひらまでも。 そしてそのあとつるんつるんに。 化粧水は12000円だけれど、オレンジフラワー水は2000円。 しかも効果はだんぜんオレンジフラワー水。
加湿器はスチーム式が好き。気化式のものも試してみたけれど、寒い。
やっぱり湯気がないと冬という気がしない。加湿器の湯気とオイルヒーター。 ついにその季節がやってきました。 私の部屋の加湿器も7年ぶりにリニューアル。 ずっとほしかった±0の加湿器(オレンジ) のスイッチをONに。 スチームの出る音を聴きつつ、ココアでも飲もう。
芸術の秋なので、3つ巡ってきました。
一番よかったのは中ハシ克シゲのOn the day project1999-2004でした。 偶然というか、朝刊に富士フイルムの全15段広告が載っていて、(テレビでも流れているオノヨーコのPHOTO IS…)それに通じる良さを感じた。若い頃はオノヨーコって当たり前のことをすごくアートぶってしている人という認識であまり好きではなかった。でも、最近年を重ねてきて、それと、『grapefruit juice』を改めて読んで、彼女のしている当たり前なことってやはり彼女でなくてはできないことだなと思ったり、単純に彼女のメッセージする声が好きだったりする。 で、On the day〜は、全く知識なく連れられたので、始めはロモウォールかよ?ってがっくりきそうになった。ところが、その写真はとても意味のある場所で、意味のある1日のあいだに一気に5000枚撮ったものを彫刻家らしくつなげたということを知り、また1日の光の移り変わりが封印されていることもわかって、じんわりとメッセージが心に響いてきたのでした。 もの派は高松次郎という作家の名前だけ覚えれば私的には良いと思いました。いいな、と思ったものは必ず高松氏作だった。それ以外は… しかし最後に入ったキリンプラザはすごかった。特にある作品に至っては久しぶりにアートを見て怒りを覚えてしまった。腹が立ちすぎて「芸術とは何だろう?」くらいの大テーマに挑みそうになったくらいだ。それを考えさせてくれるんだからいい作品だったってこと? 絶対ない! ちゃんと生きようと柄にもなく思ってしまった。きちんと生きていると、それは仕事に必ず表れるのですね。
さんまってこんなにおいしいのにこんなに安くていいのだろうか。
ほんとにさんまさんありがとう。 いつもはグリルで焼かせていただくだけですが、 本日は前々からあなたにしたかったこと、をさせていただきました。 あなたの頭を包丁で落とし、ついでに尾も落とし、 お腹を割いて、ふだんは堪能させていただいているワタを取り除き、 それからグリルで焼いた後、 お米とお酒と醤油と水をたたえた炊飯器に浸かっていただいて 炊かせていただいたのです。 炊きあがったら、骨を取り除いて、それからもう一度御飯の中へ。 しゃもじでさっくりとかきまわし、針生姜を散らしました。 白ごはんと焼きさんまとは違う秋。 あなたの違う一面を見ました。
ムゲとは、今の綴り方で書くとミュゲ。森茉莉が『枯葉の寝床』でこう書いていたものが、ロジェガレの石鹸の鈴蘭の香りだと(多分)つきとめ、そうなったら手に入れずには入られなくなった。
円い紫色の箱を開けると、白い紙に包まれているのに、頭が痛くなるくらい強い香り。 顔を近づけて香りをきくものではない。でも、50年近く前の小説のシャワールームから漂う香りを実感できて嬉しかった。 これも私の勝手な予想だけれど、ニュービーズって昔からすずらんの香りを売りにしている。この香りは、きっと調香師がこの石鹸を参考につくったに違いない。すごくがんばって作った、でもコピーした香りという感じ。でも洗剤の中でこの香りが一番好き。昔の人はすごいな。
伊右衛門のやっている喫茶室で、栗ぜんざいを食べる。
栗ぜんざいといっても、ぜんざいに栗がうかんでいるのではなく、小豆の代わりに栗があるという栗色のぜんざい。この秋、ちょっと遅いけど、ちゃんと栗を堪能できた。 そのあと、 晩ご飯を食べにイタリアンのお店に行って、また栗のパスタを食べてしまう。 ピーチとは桃ではなくっておうどんより太いちょっとねじれた、短いパスタ。 これをミートソースで食べた。初めて知った食感。田舎の素朴な味。
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